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2026/08/08 18:21

【銀座バー】オクトモアの物語|「世界で最もヘビリーピーテッド」なウイスキーへの挑戦

「とにかく、ものすごく煙いウイスキーを造ろう。」

そんな発想から生まれたのが、アイラ島のオクトモア(Octomore)です。

造っているのは、あのブルックラディ蒸溜所。

ブルックラディといえば、アイラモルトでありながら「個性よりもテロワール」を大切にする蒸溜所。

そんな蒸溜所が、まるで逆方向に振り切って造ったのがオクトモアです。

「フェノール値」という数字

オクトモアを語るうえで外せないのが、フェノール値(ppm)。

ウイスキーのスモーキーさに関係する指標のひとつで、数字が高いほど一般的には強烈なピート香を持つ傾向があります。

一般的なアイラモルトでも40ppm前後のものがありますが、オクトモアはその常識を大きく超えます。

中には100ppmを遥かに超えるものも。

「そこまでやる必要ある?」

と思ってしまうほどの数字です(笑)。

しかし、オクトモアの面白いところは、ppmの数字=味の強さではないということ。

蒸溜方法、熟成する樽、熟成年数、麦芽、そして土地。

様々な要素が重なり、最終的な味わいが決まります。

だからこそ、同じように強烈なピートを持っていても、ボトルによって驚くほど表情が違います。

「煙い」だけでは終わらない

初めてオクトモアを飲むと、

「煙!」

まず、そう感じるかもしれません。

炭。

焚き火。

灰。

海。

土。

そんな香りが一気に押し寄せてきます。

ところが、その奥にはバニラや蜂蜜、柑橘、熟した果実、チョコレートのような甘みが隠れています。

そして飲み込んだ後には、驚くほど長い余韻。

強烈なのに、繊細。

これがオクトモアの面白さです。

アイラ島のテロワール

オクトモアのもう一つの魅力は、単純に「一番煙いウイスキー」を競っているわけではないところ。

ブルックラディ蒸溜所は、原料となる大麦の産地や、熟成樽、蒸溜方法などにもこだわっています。

つまり、

「どれだけピートを効かせるか」だけではなく、「そのピートをどう表現するか」。

そこにオクトモアの哲学があります。

名前の由来

「Octomore(オクトモア)」は、ブルックラディ蒸溜所の近くにある農場の名前に由来します。

つまり、単なる商品名ではなく、アイラ島の土地と結びついた名前。

オクトモアが大切にする「テロワール」という考え方にもつながっています。

KAKAで楽しむアイラの世界

KAKAでは、アードベッグ、ラフロイグ、ラガヴーリン、ボウモア、カリラ、ブナハーブンなど、様々なアイラモルトをご用意しています。

その中でもオクトモアは、

「もっと煙いものを飲んでみたい」

という方には、ぜひ一度挑戦していただきたいウイスキー。

ただし、最初から無理をする必要はありません。

アイラモルト初心者の方なら、まずボウモアなどから始めて、少しずつピートの世界を深くしていくのもおすすめです。

そして、いつかオクトモアへ。

一杯のウイスキーから、ここまで「煙」を追求できるのか。

そんな驚きを、ぜひグラスの中で体験してみてください。


銀座BAL KAKA

TEL:03-6274-6140

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